近年の自動車エンジンの高性能化、軽量化、および低燃費化にともない、燃焼温度・圧力ともに高まる傾向にあり、ガスケットに対する性能はますます高品質・高精度が求められています。また、新技術の採用、集積化をつづけるエンジン設計の進化に応じて、高温・高圧の燃焼ガスのシーリングと潤滑油、冷却水、さらにはブローバイガスのシーリングなどを同時に、パーフェクトに行うことが要求されています。
シリンダーヘッド用 メタルガスケット
ガス・油・水をシールする機能性部材
メタル材を基材とし、ミクロシールの向上でゴム系(フッ素ゴム、シリコンゴム、NBR)仕様とカーボンシート仕様など、エンジンの特性や機能に応じてより良いガスケットが研究開発され、生産ラインから世界市場へ送り出しています。
排気系・給気系ガスケット
ガス・エアーをシールする機能性部材
ターボチャージャーなどの普及に伴い、さらに高温、高負荷条件での使用が求められるガスケット。エンジンの高性能化の要として、最先端の技術投入を行っています。
一般ガスケット
水・オイルをシールする機能性部材
あらゆる内燃機関、冷凍機、航空機関係などの多様な流体(ガス・水・油系)などのシーリングに重要な役割を果たすガスケット。数々の新素材をはじめ、多彩なマテリアル展開で、常に最先端の技術投入をつづけています。
産業用メタルガスケット
多様な製品の中でも高度な特殊性を持つのが、この分野の製品です。主に石油プラントや、化学工場、発電所などの大規模なパイピングに使用され、材質もチタンなどをはじめ、あらゆる金属を必要に応じ加工し、また構造面でも、金属単体から金属にクッション材をサンドイッチした複合構造のものまでバリエーションに富んだ製品を生産しています。